プロぺシア

目次

AGA治療薬プロペシア詳細

AGA治療薬プロペシア詳細
薬剤名 プロペシア(Propecia)
製薬会社 MSD社
有効成分 フィナステリド(Finasteride)
薬剤画像 プロペシア
用量 0.2mg・1mg
主な効果 AGA治療(薄毛対策)
主な副作用 性欲減退・勃起不全
薬剤の特徴 1~3年継続服用で治療実績98%
デメリット 現状維持~軽度改善の効果しか期待できない
  • AGAの標準治療薬のひとつ
  • 抜け毛を抑制する
  • ジェネリック医薬品「フィナステリド」があり安価
  • ザガーロ(デュタステリド)の効果がプロペシアより高く人気
  • ミノキシジルと併用することで発毛効果↑↑
  • AGAは進行性の疾患です。放置すると段々悪化して、治療が難しくなってきますので、早期に治療しましょう

プロペシア処方

プロペシアは、MSD社が販売しているAGA治療薬です。
前立腺肥大症の治療薬として開発されていましたが、AGAの進行抑制効果が見られたため、AGA治療薬として販売されるようになりました。
2015年以降、ジェネリック医薬品のフィナステリド錠が各社から販売されて、安価で購入が可能です。ザガーロ(デュタステリド)が発売されてからは、ザガーロの服用に切り替える方が多くみられました。また、ミノキシジルと併用することで、より発毛に効果があります。

札幌ユナイテッドクリニックでは、プロペシア・プロペシアジェネリックを処方しております。

プロペシアの効果

プロペシアの適応症は男性型脱毛症(AGA)です。
有効成分の「フィナステリド」は、脱毛の抑制が主な効果で、発毛に作用はないとされていますが、臨床段階から服用者の多くに発毛の兆候が認められています。従来の育毛剤とは異なり、効果の現れる部位も頭頂部だけではなく、生え際にも効果があります。
プロペシアは1日1回服用する治療薬で、世界的には1mg錠が基準として販売されています。また、プロペシアの用量を多く服用しても効果はほとんど変わりません。
AGA治療の標準薬のひとつとして有効性と安全性が確立されており、日本皮膚科学会の男性型脱毛症ガイドラインでは、推奨度が最高ランクであるAランクに位置付けされています。
早い方で2~3か月で効果が見られますが、通常はプロペシアの効果が安定するまで半年は必要なため、効果判定は半年後に行います。それ以降、段々と発毛が進行していきます。服用後1年で発毛効果は98%、服用後2年では99%の方に発毛効果が認められています。

プロペシアとミノキシジルの併用治療

プロペシアとミノキシジルは作用機序が違うため、併用することが可能です。AGA治療は単剤での治療よりも作用機序の違う薬を併用して、多角的に治療することが治療への近道です。

プロペシアの服用方法

1日1回1mgまでを水で服用してください。食事の影響はないため、お好きなタイミングで服用して問題ありませんが、薬剤の血中濃度を安定させるために、毎日決められたタイミングで服用することが効果的です。
1mgより用量を多く服用しても、1mg服用時と効果が変わらないことが臨床試験で確認されているため、用法用量を守って服用してください。

プロペシアを動画で解説

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