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判官さまといえば、六花亭の神宮茶屋限定のそば粉入りのお餅を思い出す方がほとんどだと思いますが、由来になった方をご存知でしょうか。
判官様の由来の方は、北海道開拓使の初代判官、島 義勇という方です。
この方は佐賀藩士で、幕末に佐賀藩主の命で蝦夷や樺太の調査をおこない、明治維新後に開拓使判官になった人物で、札幌開拓の礎を築き「北海道開拓の父」とも呼ばれています。
北海道神宮を創建するにあたって、東京から北海道の開拓・発展の守護神として、大国魂神（おおくにたまのかみ）・大那牟遅神（おおなむちのかみ）・少彦名神（すくなひこなのかみ） の開拓三神の御霊を、自ら背負って札幌に入りました。
なお島義勇の地元、佐賀では八賢人の一人に数えられていますが、最期に反乱（佐賀の乱）の首謀者になったイメージが強いようです。佐賀の方に、北海道では「判官さま」として親しまれているという話をしたところ、びっくりされたという話もあるようです。
九州（特に佐賀）というと馴染みがありませんが、意外と関係がありますね。他にも、意外と遠方との関係がある事があります。
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