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育毛と発毛の定義

頭髪に関する言葉には様々な言葉があり、特に薄毛・AGAが気になり始めると「育毛剤」や「発毛剤」といったものを探したり購入したりする方も多いと思います。では育毛や発毛について正確な意味や違いがあるのは知っていますか？
「育毛」は現状生えている髪の毛、今ある髪の毛に対して太くすることを言います。成年男性の生え際や頭頂部が薄くなるAGAの方は髪の毛が細く・弱くなっているため、今生えている髪の毛を太く・強くしたりすぐに抜けないようにしたりして対策することが育毛です。髪の毛を育てると書くためこれから生えてくる髪の毛を育てる、と思ってしまいそうですが実は現状の髪の毛に対しての処置なのです。細く・弱い髪の毛が太く・強い髪の毛になることを育毛と表現するので、現状への対策が「育毛」です。
「発毛」は抜け落ちてしまった髪の毛を再び生やすことをいいます。AGA治療の臨床試験においては太くしっかりとした髪の毛の本数が増えることも「発毛」と呼んでいます。

薄毛・AGAと育毛

現状生えている髪の毛の対して行う処置にはどのようなものがあるでしょうか。その答えはAGAの原因が関わってきます。AGAの原因は数多く様々で、色々な要因が絡み合って起きています。主なものは遺伝・男性ホルモン・頭皮環境ですがそれ以外にもストレス・タバコ（喫煙）・飲酒・普段の食事・生活習慣など多くの原因があります。この原因を解決するための対策が、今ある髪の毛がすぐに抜け落ちることを防ぎ、健康な状態に戻すことに繋がればそれは育毛と言えます。ではそれぞれの解決法を考えてみましょう。

男性ホルモン・・・ジヒドロテストステロン（DHT）

男性ホルモンは、ジヒドロテストステロン（DHT）という男性ホルモンが関わっており、このDHTの影響で髪の毛の正常な周期（ヘアサイクル）が短縮されます。DHTが頭皮に作用すると、本来であれば2～6年ほどかけて成長していく髪の毛が、1年に満たない期間で抜け落ちてしまいます。このDHTはテストステロンという筋肉・骨格・行動力・性欲など男性らしさを作るための男性ホルモンのテストステロンが、5α還元酵素の働きによって変換されて出来ます。つまり、DHT自体の働きを止めるかDHTを作る5α還元酵素の働きを止めればヘアサイクルは元通りになっていくことになります。テストステロンが多くても5α還元酵素と反応して活性型にならなければ脱毛には関与しません。

DHTを抑制するにはフィナステリド、デュタステリド

AGA治療薬の代表であるフィナステリド製剤プロペシアやプロペシアジェネリックは5α還元酵素阻害剤にあたり、DHTを作ってしまう5α還元酵素のⅡ型（5αリダクターゼⅡ型）の働きを抑制する効果があります。5αリダクターゼⅡ型は前頭部や頭頂部の皮脂腺に存在し、フィナステリドは選択的にⅡ型を抑えてDHTを作らせなくする薬剤です。ヘアサイクルを壊すDHTが無くなればヘアサイクルは通常に戻っていくため、今ある髪の毛を抜けないように維持する効果があると言えるでしょう。実際に、フィナステリドは現状維持から軽度改善の効果しかありません。

より強力なのはデュタステリド

フィナステリドより強力に5α還元酵素を阻害するデュタステリド製剤ザガーロやザガーロジェネリックもあり、フィナステリドで効果が不十分な方はデュタステリドで効果を期待できます。デュタステリド製剤はⅠ型、Ⅱ型の両方を抑制します。Ⅰ型は身体中の皮脂腺に存在するためデュタステリド製剤は強力な脱毛防止効果で知られています。

頭皮環境

実は頭皮環境を清潔に保つことは育毛に繋がります。もちろん髪の毛そのものにダメージを蓄積させないことも重要です。例えばカラーリングや縮毛矯正などを頻繁にかけていたり、間違ったヘアケアをしてしまったりすると頭皮環境や髪の毛そのものが痛み、状態が悪化します。また、単純に洗わない・もしくは洗いすぎればそれも悪化していきます。もちろんフケや皮脂が溜まれば髪の毛に悪影響を与えます。つまり、自己流のヘアケア等は控え、正しくシャワーするだけでも育毛に繋がるのです。特に薄毛が気になり始めると、ついいろいろな方法を試してみたくなってしまいがちですが、グッと我慢して頭皮環境を清潔に保つように努めましょう。

生活習慣

タバコ（喫煙）・飲酒・食生活の偏りなども抜け毛の原因です。タバコはAGAの原因であるDHTを増加させることがわかっていますし、ニコチンは血流を悪くするため頭皮に栄養が回らなくなってしまいます。飲酒も適量であれば問題ありませんが、飲み過ぎてしまうと有害な物質であるアセトアルデヒドが分解されずに残ってしまい、アセトアルデヒドにDHTを増やす作用があるためAGAの原因となるのです。食生活も、髪の毛に必要な栄養が普段から摂れていないと栄養不足で髪の毛に悪影響が出ます。代表的なものはタンパク質や亜鉛、ビタミン類です。つまり、このような普段の生活から意識を変えて生活することで髪の毛の健康状態を良くすることができるようになるのです。もちろん、タバコや飲酒は突然やめてしまうとそれがストレスになりえますから、少しずつ本数や量を減らし、食事は出来る限り栄養を意識して摂るように変えていく。それだけでも育毛に繋がる要素が数多くあるのです。

「育毛」と「発毛」で更に効果的なAGA治療

育毛は普段から意識することでできるということがわかりましたが、やはり発毛もしたいという方も多いと思います。この発毛に関しては、実は発毛効果が認められている成分があります。それをミノキシジルといいます。これは日本であればリアップ等や海外ならロゲインに含まれる成分のことで、髪の毛の生まれる器官の毛包に直接作用し、毛母細胞の活動を活性化させる効果があります。髪の毛は毛母細胞が細胞分裂を繰り返すことで成長しますから、発毛を促す効果があるということになるのです。リアップやロゲインは外用剤ですが、内服薬も存在しそちらの方が効果が高いことで知られています。外用剤・内服薬の併用も可能で、併用した方が相乗効果となり効果が早くでます。
AGA治療において、日本皮膚科学会により治療法が定められており、その中でフィナステリドやデュタステリドとミノキシジルは最高ランクに認定されています。最高ランクはAランクで、「強く行うよう勧められる」ランクとなっています。つまり、フィナステリドやデュタステリドとミノキシジルはAGA治療の標準治療になるのです。

当院にもフィナステリド、デュタステリドやミノキシジル製剤の取り扱いがございます。また、当院独自のカクテル療法、AGA ドクターズカクテルという髪の毛に必須な成分を取り入れた治療法もございます。こちらはフィナステリド、デュタステリドやミノキシジルだけでなく髪の毛のために必要な亜鉛やビタミンなどの栄養素などを個人の状態に合わせ調整する治療法です。高い発毛効果をお求めの方はお気軽にご相談ください。

薄毛治療（AGA）ならユナイテッドクリニックへ（新橋・上野・大宮・福岡博多・名古屋・京都・新宿・東京駅前・札幌）

ユナイテッドクリニックの各院では薄毛治療・AGA治療のご相談・処方をいたしております。薄毛治療・AGA治療薬のプロペシア、プロペシアジェネリック（フィナステリド「トーワ」「RTO」）、ザガーロ・ザガーロジェネリック（デュタステリド）、ミノキシジル処方（ミノキシジルタブレット処方、ロゲイン処方、ミノキシジルローション処方）をいたしております。また強力な発毛・育毛効果のカクテル療法「AGA ドクターズカクテル」の処方もしており、様々な薄毛治療（AGA治療）を行う事が可能です。

ユナイテッドクリニックは北海道で最安値を目指しております。思い悩む前にお気軽にご来院ください。薄毛治療（AGA治療）はユナイテッドクリニック札幌院にご相談ください。

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